050505愛地球博・伝統芸能百花繚乱

ちんどん通信社・イベント宣伝・出演


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ちんどん通信社さんが、名古屋で開催中の「愛・地球博」に登場です。依頼内容は伝統芸能イベントの宣伝と司会・進行。もちろんチンドン屋として演奏を聞かせる時間もしっかり用意されています。ところが会場入りの時点から行き違いが多く、膨大な荷物を持って、ゲートから会場まで、小一時間も延々と歩く羽目に。写真では分かりませんけど、朝のこの時点で、すでにメンバーのみなさん、疲れ切っています（私もです）。

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くだんの伝統芸能イベントが行われるのは、「地球市民村」というエリア。まずは会場をひとめぐり。夕刻からのイベントのチラシを配り、宣伝に努めます。自分たちが出演するイベントを、自分たちで宣伝してしまう。チンドン屋ならではの展開です。

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この「地球市民村」というエリアは、会場の中でもはずれに位置して、大がかりなものがなく、手作りイベントが中心のところ。大仰なものばかり見せられて、疲れたお客さんも、いわば等身大でホッと一息つけるところ。そこにチンドン屋が現れたのですから、これはもうバッチリですね。お客さんや、周囲で手作りイベントをしている人たちと交流しながら、宣伝に努めます。

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施設の中庭に設けられたテントが控え室。ぼちぼちと伝統芸能イベントの出演者のみなさんも集まってきます。しかしチンドン屋のみなさんは、休む暇もありません。またも会場に出て、二度目の宣伝活動です。先に書いたように、ホッとできるエリアですから、チンドン屋を見つけたお客さんも大喜び。反応は上々です。

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夕刻に最後の宣伝。今度は少し足を伸ばして、遊園地のようなエリアまでパレードします。ところが博覧会の運営スタッフに止められてしまいます。実は許可はきちんととってあるのですが、連絡がいっていなかったようです。許可もある、お客さんも喜んでいる、何も問題ないのですが、それでも止められてしまうのです。しょうもない話です。私だったら怒って抗議するところですが、さすがにメンバーのみなさん、人間ができています。会場スタッフの理不尽な対応にめげず、笑顔で宣伝しながら引き返します。

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いよいよイベント開始です。そう、出演者的には、ここからがやっと本番なのです。まず獅子舞でステージの皮切りを努め、さらに司会進行をこなします。数多くの伝統芸能を楽しんで頂いたあと、見事にステージを締めくくります。テントで着替えて、そう、これからまたも、自分の荷物を抱えて、ゲートまで小一時間、延々と歩くのです。ようやるわ。楽しかったけれど、実に疲労困憊の一日でした。

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