040513ニューオリンズその3 |
ちんどん通信社・海外公演 |
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有名なプリザベーションホールの裏手。中庭のレストランで遅めの昼食。どうもこの店、シーザーズサラダが名物のようで、何を頼んでもサラダがついてきます。他にも「レッドビーンウィズライス」「ジャンパラヤ」などの南部独特の料理にチャレンジ。お味のほうは？写真をみて想像してみてください。
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食事をおえて、有名な観光スポット、ジャクソン広場へ。ここはたくさんのミュージシャンが、ストリートで演奏をしています。えらい年期のはいった楽器をもったバンドを発見。中でもウッドベースのおじさんの風体は異彩を放っています。本人のみならず、ベースにまでほおっかむりをさせる理由は何なんでしょう？ジャクソン広場をうろうろ（普通の観光が苦手なんです）。セントルイス大聖堂を背に、線路をわたって川辺へ出ます。
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日本なら隅田川、インドならガンジス、タイならチャオプラヤ。有名な川は数ありますが、アメリカといえばミシシッピ。そう、これがかのミシシッピ川なのです！とそこへ、渋い渋いじいさんが現れました。片手に段ボールの箱をもち、指を鳴らしながらブルースを歌います。録音しておきたいような味のある歌に、思わず1ドル札を箱にいれてしまいます。ブルースを聞きながら、川面を眺めていると、あらためてニューオリンズにやってきた実感が湧いてきました。
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ちんどん通信社のみなさんは、マルティグラグッズの買い出しをしています。ハデハデなカーニバル帽子を10個！ある種の仕入れですね。これらの帽子は海を渡り、日本のイベント会場で、子供たちの目をひくことでしょう。一行はフレンチクォーターを北西に、「Donna`s
Bar」へと向かいます。
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実はこのお店で、明日の夜、ライブをする予定になっているのです。日本でもお店との交渉・宣伝・準備などが大変なライブを、海外で、しかもニューオリンズで！にわかに信じられない、夢のような話です。これもひとえに現地でお世話になった皆さんのおかげ。行ってみると「Donna`s
Bar」はルイアームストロング公園のゲートの真ん前！店内には著名なミュージシャンの写真にまざって、ちんどん通信社ライブのチラシが貼られています。こんな立派なところで！プレッシャーを感じる一行であります。
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翌日、15日はあいにくの雨。午後に出演する予定のイベントが、悪天候で延期になってしまいました。延期は残念ですが、おかげで夜のライブに向けて、打ち合わせと練習をする時間ができました。とりあえずホテルの近場にある、ギリシャ人の飯屋で、かんたんに食事をすませます。
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ホテルの部屋にもどって、ライブの打ち合わせです。紙に曲名を書いたものを並べ、頭をひねる林幸治郎さん。このツアーのため、すでに日本で何度も練習を重ねていますが、最終的なライブの構成は未定でした。事前に決めておけば楽なのですが、林さんの信念として、それはできない。現地にいって、街の人々に接しないと、何が受けそうか、喜んでもらえそうか、分からない、ということなのです。このためいつもぎりぎりまで悩むことになります。その合間に私はビデオ撮影のため、再度ミシシッピへ。どう使用するかは未定ですが、フレンチクォーターの対岸からロング（遠景）の撮影をします。
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ホテルに戻ると、ようやく構成が決まり、練習がはじまっていました。他の部屋の迷惑にならぬよう、音を小さくして、真剣な面もちです。ライブ開始まであと2時間！
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