ニュージーランド篇その6
アジア芸術祭・イベント出演
このネルソンでの滞在は、予定では1日限り。昨夜の便で到着したわけですから、今夜にはもう次の目的地へ移動しなければなりません。ただし出演仕事は、このアイザック・パークでのパフォーマンス、午前1回、午後1回だけですから、余裕があるといえば余裕のある日程です。昼食をすませ、午後からのステージにそなえるチンドン一行。
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午後からのパフォーマンスも、午前中とほぼ同じ内容、と思いきや、親方林幸治郎さんの踊りが飛び出しました。のどかな公園の午後のひととき、楽しんでいただけたなら幸いです。
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ステージ終了後、同じく出演者で、ホーミー(モンゴル独特の歌唱)を披露していた人が話しかけてきました。ちなみにオークランドで一緒だったマレーシアやタイの出演者は姿がありません。どうやら別のルートで各地をまわっているみたいです。この芸術祭の規模の大きさがうかがい知れます。最後に追加アトラクションとして、現地の日系人の少女達と即興の合奏。ちなみにネルソンでお世話になったのは、在住日本人のサワさん。ダンナさんは新聞社の重役さんで、ご本人はいろんなボランティア活動をしておられるとか。頼りになる日本のお母さん、という印象です。いっしょに記念撮影を!
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出演を終えてちんどんメンバーがお世話になっている宿舎へ。ここは「さくらB&B」という名前で、東京でかつて雑誌編集者をしておられた野口さんという日本人が経営するアットホームな民宿。「ところで明日は?」「移動は今夜ですが、明日は移動先でオフの予定です」「そんならネルソンにもう一泊すれば?明日このあたりを案内してあげるわよ」というサワさんの有り難い申し出。思いがけなくネルソン観光が決まりました。
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翌日、サワさんが用意してくださったワゴン車に乗り、風光明媚なネルソンの自然を満喫。ここからは観光写真が続きますのでご了承を。車中、サワさんからお話しを聞きます。ニュージーランドに住む人は、だいたい20代のウチに結婚し、30代で家を買うそうです。家は眺望によって値段が変わり、海沿いは高く、山間部は安い。でもどちらにしても、日本では考えられない低価格でした。そして50代までにローンを払い終えて、リタイヤ。のんびり老後を過ごすんですって。近くに日本庭園があるというので、行ってみることに。
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このネルソンは、日本の宮津市と姉妹都市なのだそうです。日本庭園の名前も「MIYAZU GARDEN」 。すぐ横に先住民像・マウイの居住地もあります。ここでマウイの人たちが、朝、漁をして、作った魚の薫製を頂きました。これが強烈に美味!続いてガラス工場の見学です。
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ガラス工場は観光ポイントだけあって、建物も庭園も素晴らしく美しい。ガラス器製作の実演を見た後で、中庭のテラスで一服。売店でグラスワインを買い、さっきの魚の薫製をいただくと、もお最高。バチがあたりそうな幸福さです。
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さらに車を走らせていると、やがて周囲は一面のぶどう畑。ひょっとすると…。そう。ワインです。ニュージーランドといえばワインの本場。ええっ!これからワイナリーに行くのですか!いま飲んだばかりなのに、さらにさらにワインが飲めるのですか!私、やっぱり興奮しぱなっしです。
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見渡す限りのぶどう畑の中に、洒落たワイナリーが!ワインはどれも格安!ちなみにニュージーランド・ドルは、日本円にして1ドル約50〜60円くらいです。ここで2ドル(つまり100円!)のテイスティングを頼むことになりました。100円というのもバカ安ですが、これも諸物価の高騰というやつで、この間までテイスティングは無料!だったそうです。ワイナリーのデッキで、ぶどう畑を見下ろしながらの試飲です。たまりませんね。
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