ニュージーランド篇その1

アジア芸術祭・イベント出演


私がニュージーランド最北端の都市、オークランドに降り立ったのは2001年3月22日。1日早く現地入りしたちんどん通信社の皆さんとホテルで合流。まずは芸術祭オープニングを飾る市街パレードの下見に出かけます。ニュージーランドの美しい街並みをご覧ください。パレードのコースになるクィーン・ストリートを抜けて市民公園まで。建物と緑が美しく調和した街であります。日本もこうあって欲しいものですねえ。

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市民公園ではえらい雰囲気のあるお爺さんがジャグリングをしています。ひょっとして名のあるパフォーマーか?と思いきや、ごく普通の人が、ボケ防止にやっているだけでした。とんだ肩すかしです。ちなみに我々に同行してくださっているのは、現地の日本人スタッフ、ではなくて、なんとあのFM801(大阪の人は知っている)の元パーソナリティのジーン長尾さん。こんなところでお目にかかるとは!そして有名でかつ美人にも関わらず(どういう意味?)、芸術祭のボランティアをしているとのこと。とても親切にして頂きました。

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公園のゲートに彫られた彫刻は、先住民族といわれるマウイ族の紋様。ちなみにニュージーランドといえば何となく「ヒツジと白人」だと思っているアナタ!確かに公用語は英語だし通貨はニュージーランドドル、民族もアングロサクソン系の移民の子孫が多いけど、中国人、韓国人、マレーシアなどから来た人たちも多いのですよ。 ショッピングエリアの一角にインターネットショップを見つけて、さっそく日本にメール送付。ここはカフェではなく、単なる機械の時間貸しでした。


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海が近いのか、カモメの姿がみえます。下見も終わったので、ベイエリアで食事をすることになりました。ヨットハーバーのすぐ前のレストラン。天井からは自転車がぶらさがり、壁にはスキ・クワをはじめ、いろんな道具類がディスプレイされています。何を意味するのかわかりませんが、とにかく洒落ています。

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ビールサーバーにはたくさんの銘柄が!それだけで儲けたような気になります(しかし混ざるのでは?)。でてくる料理もいかにもワイルド。いけません。始めての南半球。あまりの美しさに、待遇の良さに、ステーキの厚さに、いささか興奮ぎみです。

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さて眠れない一夜が明け(ホントはぐっすり寝た)、いよいよオープニングパレードの日です。ホテルのロビーには各国の民族衣装に身を包んだ出演者の方々がうろうろ。不思議な風景かも知れませんが、私、まだ興奮気味なので分かりません。迎えのバスでパレード出発地点に向かいます。

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しかし興奮気味なのは私だけではないはず。ちんどんメンバーの皆さんも、やる気に満ちた面もちです。パレード出発地点は各国からの出演者でごったがえしています。ややこしそうな現代舞踏系のみなさん。韓国のサムルノリの一団。マレーシアの民族音楽のブラザーたち。フィリピンはカリンガの太鼓のアンサンブル。中国から太鼓たたきの子ども達。そして音が鳴る風車をあやつる怪しい老人。ゴージャスなお姉さまたち。気分はいやが上にも盛り上がります。イベントはやはりこうでなくては!

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